このページでは、細入地域の観光名所や施設を紹介します。
ご家族で、ご友人と、もちろんお一人様でもお気軽にお立ち寄りいただける施設を3つご紹介します。
神通峡岩稲温泉 楽今日館
じんづうきょういわいねおんせん らっきょうかん
宿泊施設、食事処付きの温泉施設。
四季折々の神通峡の景色を眺めながら、ゆったりとした気持ちになれる大浴場と露天風呂。
泉質は、お肌がツルツルになる美人の湯と有名です。
日帰りで宴会や個室の予約もできるので、ご家族やご友人同士のお食事会にもおすすめです。
割山森林公園 天湖森
わりやましんりんこうえん てんこもり
富山市街から国道41号線を車で30分。少し林道を登った静かなロケーションのレジャー施設です。
キャンプ場は、お好みに応じてフリーサイト、オートサイト、コテージ、グランピング(サウナ付き)が選べます。
バーベキューや、釣り、パークゴルフなどの日帰りレジャーも充実。お天気の良い日にはアスレチックと芝生広場が親子連れに大人気。野鳥を観察しながらのんびりお散歩を楽しめる遊歩道もあり、世代や人数を問わずいろんな楽しみ方ができます。
道の駅 細入 「林林」
みちのえき ほそいり りんりん
国道41号線沿いにある道の駅。
飛騨方面へ行き来する車が富山県側で休憩できる最後(最初)のスポットということもあり、平日でも活気があります。
「飛越ふれあい物産センター林林」のお土産コーナーには、富山湾から飛騨高山までの特産品がずらり。ます寿司や握り寿司のお弁当も人気です。
しっかり食べられるお食事処のほかに、小腹を満たす串焼きやお団子も充実。
裏手にはアスレチックがあり、一年中ソリ遊びができるアストロゲレンデは子供たちに大人気です。
のどかな村にも歴史あり。ここでは、国道からのアクセスが良い3ヶ所をご紹介。
猪谷関所館 いのたにせきしょかん
JR猪谷駅前にある小さな博物館です。
江戸時代、越中と飛騨の国境に置かれた「西猪谷関所」に関する古文書の展示を中心に、飛騨街道と神通峡を取り巻く歴史や文化を学ぶことができます。
【豆知識📚】
飛騨街道には「籠渡し」というスリリングな交通手段がありました。その様子を、歌川広重が「六十余州名所図会」というシリーズの中で描いています。絶景×危険の組み合わせが人気となり、その後も何度か浮世絵の題材として取り上げられました。猪谷関所館では、籠渡しを臨場感たっぷりのVRで体験することができます。
施設情報
開館時間:9:00〜17:00(入館16:30まで)
休館日:月曜日(祝日を除く)
祝日の翌日(土日は開館)
年末年始(12/28〜1/4)
観覧料:大人 150円
団体(20名以上) 120円
高校生以下 無料
駐車場:あり(無料)
☎︎:076-484-1007
笹津橋 ささづばし
昭和16年(1941年)に造られた美しいアーチ橋です。
かつては国道41号線の車道橋として神通峡の物流を支えました。鉄筋コンクリートでできた大きなアーチは当時の最新技術で造られ、今もその姿を保っています。
周囲の山や川の景色とよく調和したデザインが魅力で、平成12年(2000年)に国の登録有形文化財に指定されました。
【豆知識📚】
江戸時代には橋がなく、舟で神通川を渡るための船着場がありました。最初に橋ができたのは明治時代。その後何度も架け替えられて、現存する橋は四代目です。
この場所への行き方
【徒歩】JR笹津駅から徒歩10分
【自動車】
一方通行です。道路標識に従ってください。
国道41号線の新笹津橋を目指します。
富山市街側から…橋の手前で右折し県道69号線に入ってすぐ左折
岐阜県側から…橋の手前で直進して県道25号線に入り、駐車場をご利用下さい。
昭和天皇御手植え杉
しょうわてんのうおてうえすぎ
昭和22年11月1日、昭和天皇が楡原の戦災者や引揚者の寮に行幸され、笹津の古坂の山に、戦後全国で初めての植林をされた場所。
細入で営業中の商店や飲食店をご紹介します。
静かな山あいの隠れ家、昭和のレトロな空気をまとった素敵なお店でお食事やお買い物をどうぞ。
丹紋 たんもん
JR楡原駅から徒歩5分、静かな谷川のほとりにある居酒屋。
和の趣ある店内で、旬の食材を活かした料理と豊富なドリンクを楽しめます。
離れのログハウスを貸し切って、リラックスした雰囲気の宴会もできます。(ログハウスは事前の予約が必要です)
山香 さんか
細入で一番の繁華街(?)にある小さなラーメン店。
醤油の香る懐かしい一杯と、女将さんが握る昆布おにぎり付きのセットが地元で長年愛されています。昭和の空気をまとった店内で、あったかくて素朴な時間を。
こっこ通 こっこつう
週末限定営業のそば処。
福井産そばを使った手打ち蕎麦と天ぷらが人気で、静かな空間で贅沢なひと時を楽しめます。
中崎菓子店 なかざきかしてん
大正時代創業の老舗和菓子店。
桜の焼印がある平べったい「大福もち」と、黒胡麻をチラリとまぶした「六宝焼」は、地域でお馴染みの味です。
少し薄暗い店内には、地元の人が必要とする生活雑貨や調味料、畑に撒く野菜の種も並んでいます。
なぜだか懐かしくてたまらない気持ちが込み上げてくる…かもしれません。
森下友蜂堂 もりしたゆうほうどう
JR猪谷駅の正面にある、大正2年創業の老舗蜂蜜専門店。
養蜂から加工品の販売まで行っています。
初夏に咲く栃の花の蜂蜜は、香り高く優しい甘さ。
レトロな味わいのはちみつ煎餅や、シャリっと甘いはちみつボンボンはお土産にぴったりです。
こちらの商品は、道の駅細入の「飛越ふれあい物産センター林林」でもお買い求めいただけます。
ドライブの途中にちょっと寄り道して景色を楽しめるおすすめスポットをご紹介。
自然豊かな神通峡地域で、とってもいい写真が撮れそうです。
神通川のダム
水量が豊富な神通川は、およそ10kmの間に3つのダムがあります。
自然の中にそびえる巨大建造物は迫力満点。
神通峡と赤い橋
神通峡地域には、両岸に点在する集落どうしをつなぐ橋がたくさんあります。
ここでは、写真撮影におすすめの赤い橋を3つ紹介します。
橋自体はもちろん、橋から眺める神通川と山々の景色も最高です。
神峡橋 じんきょうばし
猪谷地区と船渡地区をつなぐ橋。
青々とした景色の中に一筋の赤いラインが印象的です。
橋の上からは、神通川がゆるやかにカーブして山並みの向こうへ消えていく景色が見えます。
【豆知識📚】
すぐ近くに国指定天然記念物「猪谷の背斜・向斜」があり、地殻変動で曲がったジュラ紀の地層が見られます。
観光橋 かんこうばし
楡原地区と布尻地区をつなぐ橋。
季節の風を感じながら、歩いて渡るのがおすすめです。
赤い格子越しに見上げる空と山、見下ろせばボート部の練習風景や、古い吊り橋の橋脚遺構が目に入ります。
地元で最も愛されている赤い橋です。
寺津橋 てらづばし
庵谷地区と寺津地区をつなぐ橋。
神通川の川幅が最も狭い場所に架かる、とても小さな橋です。
山も水面もグッと近くに迫って、四季折々の色合いの違いが楽しめます。
庵谷峠の展望台から見下ろす寺津橋は、神通峡を代表する絶景のひとつです。
山里の風景
山あいの集落に訪れる、四季折々の景色が美しい場所を紹介します。
集落から離れた場所もありますので、お出かけの際は虫除けやクマ鈴などの備えをお願いします。
庵谷峠の展望台 いおりだにとうげのてんぼうだい
神通峡の写真を撮るなら一度は訪れたい定番フォトスポット。
新緑や紅葉の季節には、ここの景色が地方紙の一面を飾ることもあります。
車が通れる林道から少し山道を歩くので、歩きやすい服装でお越しください。
【豆知識📚】
庵谷峠は、明治時代に馬車を通すために新しく拓かれた道です。江戸時代までは、もう少し東側の小菅峠を徒歩で通行していました。
大正から昭和に活躍した版画家・川瀬巴水が1923年に描いた「越中庵谷峠」という作品がありますが、今もその頃とあまり変わらない山と川と田園の景色を見ることができます。
常虹の滝 とこにじのたき
天気の良い午前中に滝に虹がかかることから名が付いた滝群。
常虹の滝・夫婦滝・不動滝・五色ヶ滝と呼ばれる四つの滝が木々の間を流れ落ちて行きます。
国道41号線の猪谷橋付近にわかりやすい看板が出ています。林道を少し登って行くと駐車場があり、その脇に川の方へ降りられる階段があります。
【豆知識📚】
その昔、ここは「蛇歯見の滝」と呼ばれ、大蛇伝説の舞台として畏れられていました。細入地域もようやく文明開花してきた明治末ごろ、美しい景色をPRするために遊歩道の整備が始まり、昭和初期から「常虹の滝」と呼ばれるようになったそうです。
庵谷の棚田 いおりだにのたなだ
一本の坂道に沿って家々が並ぶ庵谷集落の、隣に寄り添うようにして作られた棚田です。
緩やかな傾斜面に規則正しく並んだ田んぼは、国道41号線からも眺めることができます。
山里の素晴らしい景色ですが、季節や時間帯によっては交通量が多い場所でもあります。
くれぐれも、安全第一でお楽しみください。
【おすすめ情報🌾】
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